おたすけの人生は6月

~平凡な人生に彩りを~

【あの花/名場面】めんまの願いに涙腺崩壊!あの花の感動シーンを全話一挙公開!

f:id:otasuke0411:20190508221215j:plain
あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」のアニメってめちゃくちゃ泣けますよね。

あの花は、僕のアニメ史上トップクラスに感動して、面白いアニメの1位でも選ぶほど大好きな作品です。
www.otasuke-chibi.com
初めは「何だこの長ったらしいタイトルは。なんか気持ち悪そうで見るに値せん!」って思っていたんですが、何かめちゃくちゃ感動していい話らしいよということを聞いて「え、そう?」って物は試しということで視聴して見たんです。

そしたらもう涙が枯れるんじゃねーかっていうくらい泣くは泣くは。

見終わってからは、過去に批判していた自分を本気で殴りたくなりました。

握りこぶしを作って思いっきり二発三発と殴った後に、髪を掴んで顔を地面に擦り付けるぐらいしないと許せないぐらい後悔しました。

でも自分に甘いから実際はそっと撫でるようにビンタするでしょうね。

「ダメだよ。タイトルだけで批判しちゃ。次からはしっかり見てから意見を言おうね。でも自分の意見を言えるって良いことだよね。」って、世界一甘いお菓子クラブジャムン並みに激甘な言葉をかけてあげるでしょうね。

とにかく、あの花は最高の作品なんですよ。

その立役者となった本間芽衣子こと「めんま」。

今回の記事では、アニメあの花の感動するやりとりをまとめたので紹介します。

あの花を見たことがある人は、当時見てたことを思い出しながら感動にふけてみてくださいね。

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない

f:id:otasuke0411:20190507165728j:plain

【あらすじ】
引きこもりの主人公「じんたん」の前に、幼い頃に亡くなった幼馴染「めんま」が突然現れました。

最初は夏の暑さで頭がおかしくなって幻を見ているんじゃないかと自分のことを疑っていましたが、あまりにもリアルなめんまの姿に徐々に存在を認めていきます。

そんなある日、めんまはじんたんにある願い事を叶えて欲しいという頼み事をしました。でもその願いが何なのかはめんま自身が思い出せません。

果たしてめんまのお願い事とは何なのか?

めんまの願い事を叶えるために、じんたんは考えられるあらゆることをしてあげますが.......。

あらすじを簡単に説明するとこんな感じです。

じんたんは高校に行かないで引きこもりを続けていますが、めんまが生きていた頃はあるグループの中心的とも言える人物でした。

そのグループは、宿海仁太(じんたん)、久川鉄道(ぽっぽ)、松雪集(ゆきあつ)、本間芽衣子(めんま)、安城鳴子(あなる)、鶴見知利子(つるこ)の6人グループで、毎日一緒に遊ぶほど仲が良かったのですが、めんまが死んでからはみんなバラバラになってしまいます。

めんまが死んだことに対してそれぞれの思いを抱え、その思いを自分の中にしまったまま高校生になるわけですが、みんなの本心が明らかになる時がこれまた感動するんですよ。

今は落ちこぼれでも、結局はみんなの中心になっていくじんたんの行動にも目が話せない終始心震えるアニメでした。

めんま(本間芽衣子)とは

f:id:otasuke0411:20190507172626j:plain
あの花で数々の感動を与えてくれるヒロインです。

ロシア人とのクォーターのため、肌が透き通るくらい白く髪は美しい銀色の可愛い見た目をしています。

普段は元気一杯で見てるとこっちまで明るくなるムードメーカー的な存在ですが、その子が亡くなっているという事実に胸が詰まり、シリアスなシーンがグッと来るんですよね。

めんまの死因は幼い頃に川に転落するという水難事故によるもので、あの日起きた事故は誰かが防ぐことができたかもしれないということもあり、それぞれが罪の意識を持って成長しても消えることなく背負い続けてしまいます。

小さい子供が、幼馴染が自分のせいで亡くなったということを何年間も背負いこむなんて、みんな相当辛い思いをしてたでしょうね。

めんまに会いたい。会って謝りたい。

その願いを叶えられそうな状況にあるのに、じんたん以外に姿が見えない。そしてめんまもみんなと話したいのにそれができない。

あの花はそんなもどかしい状況がずっと続き、そのもどかしさが最後に爆発することで、超感動作品として出来上がっています。

第1話:超平和バスターズ

知ってるよ...

f:id:otasuke0411:20190507210137j:plain
聡志(めんま弟)「やめろよ.....いつまでも。」

イレーヌ(めんま母)「さー君.....。」

聡志「カレーん時いっつも姉ちゃんに供えんの......なんか目障り。」

イレーヌ「だって、お姉ちゃんの大好物だから。」

聡志「死んだら飯なんか食わないだろ」

イレーヌ「そんなこと言わないの。お姉ちゃん...抜けたとこあるから......自分が死んだこと、気づいてないかもしれないじゃない。」

めんま「知ってるよ.......。めんま........自分が死んじゃったことくらい...知ってるよ。」

めんまに謝れる明日が欲しかった

f:id:otasuke0411:20190507210213j:plain
じんたん「俺は.....欲しかった。ずっと......あの日の明日が。めんまに謝れる明日が.....欲しかった。」

だったら...このままじゃ...

f:id:otasuke0411:20190507210231j:plain
じんたん「俺のストレス。俺のトラウマ。そうだ.....きっと....俺はめんまに謝るためにめんまを作り出した。だったら.....このままじゃ........。」

第2話:ゆうしゃめんま

なんだか久しぶりで嬉しいな....

f:id:otasuke0411:20190507210855j:plain
じんたん「さっきから、どうしてこっち来ないんだ?」

めんま「だって、めんまがいると....ママもあなるも悲しい気持ちになっちゃう.....。」

じんたん「その辺座ってろ。」

めんま「あっ!あなる.......。」

じんたん「どうした?」

めんま「やっぱあなる変わってないよ。優しくてゲームとか漫画とかいっぱい持ってて.....あの頃のままだよ......。」

じんたん「ふっ.....。そうだな。」

めんま「こういうの.....なんだか久しぶりで.........嬉しいな。」

ゆっくりでいいかって思う...

f:id:otasuke0411:20190507210432j:plain
じんたん「めんまの最近は.....楽しいことばっか......。俺のトラウマは.......まだ消えようとしないけど........明日があるなら、ゆっくりでもいいかって......思う。」

第3話:めんまを探そうの会

泣いてないもん...

f:id:otasuke0411:20190507215905j:plain
つるこ「それにしても、めんまのお願いね......。」

ぽっぽ「おう。お前も手伝ってくれるよな。」

つるこ「ふっ....。信じてるの、それ?」

あなる「私は.....信じてもいいって......思ってる。」

じんたん&めんま「えっ...」

つるこ「そう、なら私も。」

あなる「え。」

ぽっぽ「おう!やってくれるか!さっすがつるこ〜!」

めんま「ねえじんたん!やっぱ超平和バスターズは.....」

ぽっぽ「超平和バスターズはやっぱ、最高だな!」

あなる「超平和.......」

つるこ「久しぶりに聞いたわね、その名前......」

あなる「うっわ、超懐かしいんですけど。」

ぽっぽ「何言ってんだよ!みんな現役だぜ!」

つるこ「え〜。確かに引退はしてないものね。」

(めんまの目から涙が溢れる)

じんたん「泣くなよ....」

めんま「泣いてないよ!泣いてないもん.....。」

第4話:白の、リボンのワンピース

ゆきあつ....

f:id:otasuke0411:20190507215656j:plain
ぽっぽ「おーい!めんま!おーい!」

あなる「もうだめ.....。」

ぽっぽ「大丈夫か?」

あなる「ちょっと休憩。」

ぽっぽ「じんたん!そっちは!?」

じんたん「さっきまでこの辺にいたはずなんだけど.....。」

ぽっぽ「仕方ねぇ。一旦戻って....」

つるこ「あーあ!そんなでかいガタイして!いくらすね毛剃っても、相当無理があるわよ!ゆきあつ!!!」

ゆきあつ「はっ!」

じんたん「えっ。」

めんま「じんたん!」

じんたん「そこか!?いたぞ!」

(逃げるゆきあつ)

あなる「え!あっ、ちょっと。待ってよ!」

(みんなに追い詰められるゆきあつ)

じんたん「ゆきあつ.....。」

第5話:トンネル

俺がめんまを死なせたんだよ!

f:id:otasuke0411:20190507215635j:plain
じんたん「ゆきあつ.....そのワンピース.....。(めんまが着てたのと似て....。)どうしてそんなカッコ.......。あの、大丈夫か?」

ゆきあつ「大丈夫に....見えるか......?ほら!よく見ろよ!!」

ぽっぽ「おい!ゆきあつ!」

つるこ「お願い、あのまま...。」

ぽっぽ「え...で、でも....。」

つるこ「チャンスなのよ....これ逃しちゃったら、きっと...もう.....。」

あなる「つるこ....?」

ゆきあつ「なあ?めんまに見えるか?めんまがお前には見えてるんだよな!?俺....めんまに見えるか!?」

じんたん「ゆきあ.....」

ゆきあつ「ちゃんと見えるか!?俺のせいなんだよ.......。あの日...めんまが死んだのは.......俺のせいなんだ!」

じんたん「何言ってんだよ....。お前のせいなんかじゃねーよ!つか俺の....」

ゆきあつ「俺のせいだって言ってんだろうが!!俺がめんまにあんなこと言わなければ.....めんまは死ななかった...。俺がめんまを死なせたんだよ!!!」

じんたん「......。」

ゆきあつ「めんまが現れるとしたら...俺の前なんだ。化けてでも、呪ってでも.....俺の...俺の前に!!!」

じんたん「......。」

ゆきあつ「でも...めんまは出てこなかった。俺の前には。」

じんたん「ゆきあつ......。」

ゆきあつ「だから...めんまはもういないんだ...。どこにも...いないんだよ!」

めんま「いるよ」

じんたん「めんまが....ここにいるよって言ってる。」

ゆきあつ「お前...まだそんな.....」

じんたん「めんまが...ゆきあつに...パッチンをありがとう....ごめんねって。」

ゆきあつ「......!」

じんたん「あ、あのさ。よくわかんねーんだけど...その...」

(ゆきあつが無言でその場を離れる)

じんたん「ゆきあつ?」

(ゆきあつがつるこの横を通る)

ゆきあつ「満足か?」

そうゆうの...わかんないよ....

f:id:otasuke0411:20190507223418j:plain
ぽっぽ「俺、またしても考えたんだけどさ......。」

じんたん「あぁ....」

ぽっぽ「よくわかんないけど....めんまがここにいるってことは、多分良いことじゃないよな?」

めんま「あっ.....」

ぽっぽ「成仏できねーとかさ.....。だから、ここにいるんじゃねーのか?」

じんたん「じょう...ぶつ...。」

めんま「わ、わかんないよ....そんな...そんなの.....めんま...!」

ぽっぽ「じんたん?」

じんたん「あ...」

ぽっぽ「めんまそこにいんの!?」

じんたん「え...あ...その.....」

ぽっぽ「よっしゃ!やあ、めんま!ちょっとでもさ....ヒントくんね?」

めんま「え?」

ぽっぽ「俺、ポクポクチンすっからさ。願い事あんだよな?なあ、俺のことも頼っちゃってくれよ...。俺、お前のことを成仏させてやりてーんだ。」

じんた「おい....久川....。」

ぽっぽ「なあ、めんま。教えてよ...お願い。そんでもって...じんたんだけじゃなくてさ、俺の前にも現れてくれよ。ダメ?おーい...」

めんま「そんなの.....めんまだって.......みんなと...おしゃべりしたいよ........。でも...わかんないんだもん....お願いのこととか....成仏とか...そうゆうの.....わかんないよ.....」

ぽっぽ「なあめんま....皆で一緒に....いっぱい考えようぜ。なあ、いいだろ?お願い!みんなで考えてさ。そしたら、めんま...」

じんたん「ぽっぽ!やめてやってくんねーか。」

ぽっぽ「え?」

じんたん「頼むから.....やめてやってくれ。」

ぽっぽ「あっ.......」

(めんまが泣き崩れる)

じんたん「わかんねー。わかんねーよ...。」

第6話:わすれてわすれないで

俺を見ろ!

f:id:otasuke0411:20190508092644j:plain
じんたん「お、お前ら...俺を見ろ!久々に学校に来た男だ!入学式と、最初の一週間しか来てねぇ....。どうだこの顔!!さぞ珍しかろう!!!」

(教室ざわざわ)

あなる「じ、じんたん....」

じんたん「こいつなんて、いつでもどこでもホイホイ会える.....。ラブホ?それくらいで大騒ぎか!?こいつはどう見たって、ラブホの一つや二つ行ってそうなラブホ顔じゃねーか!」

あなる「え、ちょっ...」

じんたん「だから...言っておくが、こいつに限って援交なんてゼッテーやらねぇ!」

あなる「はっ....」(涙を浮かべる)

ママに忘れて欲しいのに...

f:id:otasuke0411:20190508102649j:plain
めんま「え?」

じんたん「いや、なんつーか流れでさ、お前の母ちゃんに会って来...」

めんまボッシュートボッシュート!!ボッシュート!!!ボッシュートォォォ!」

じんたん「おい!」

めんま「どうして....そんなことするの?」

じんたん「どうしてって....めんま...?」

めんま「そんなことしたら...ママ.....めんまのことを思い出しちゃうじゃない。」

じんたん「え?」

めんまめんま、ママに...すっごくすっごくさみしい思いさせてる。これ以上ママのこと...寂しくさせたくないの!もうめんまのこと思い出させたくない.....」

じんたん「思い出させたくないって....そんなの無理だろ....だって.....。」

めんま「無理でも!少しでも...めんまのこと......ママに......忘れて欲しいのに!」

じんたん「嘘こけよ。お前言ってただろ。忘れないでいてくれたら嬉しいって。言ってただろ...。」

めんま「でも....」

じんたん「いい加減にしろよ!お前はいつもそうやって人のことばっか気にして!」

めんま「え?」

じんたん「もっと自分のことを考えろよ!イライラすんだよ!そういう態度!」

めんま「あ...」

じんたん「自分が傷ついてんのに、ヘラヘラ笑って!泣くときは人の事ばっかで....」(なんで俺.....こんなに怒鳴って.....。)

めんま「じんたん....」

じんたん「俺は....!」

めんま「じんたん!鼻血!」

第7話:ほんとのお願い

じんたん、カッケーんすよ

f:id:otasuke0411:20190508102722j:plain
工事現場のおっちゃんA「新入り!こっち!」

じんたん「はい!」

工事現場のおっちゃんB「次!こっち来てくれ!」

じんたん「はい!」

工事現場のおっちゃんC「あいつ、頑張るな。」

ぽっぽ「そうなんすよ。カッケーんすよ、じんたんは。」

めんまめんまが...自分のこと考えてない間...ずっと....じんたんがめんまのこと考えててくれたんだ...。」

工事現場のおっちゃんD「おい、何だ?」

工事現場のおっちゃんE「ライトの向き勝手に変えるんじゃねーよ!」

工事現場のおっちゃんC「どうした?」

ぽっぽ「風っすかね?」

工事現場のおっちゃんC「風でライトが動くか?」

めんま「カッケーんすよ。ピカピカ光るじんたん....カッケーんすよ。」

第8話:I wonder

私のバカ...

f:id:otasuke0411:20190508124029j:plain
あなる「行っちゃやだ....」

じんたん「え?」

あなる「やだ!あの時だって、本当は行って欲しくなかった。」

じんたん「あの時って....」

あなる「私...今からすっごく性格悪いこと言うよ。」

じんたん「え?」

あなる「あの時本当は私...ホッとしちゃったんだ.....。めんまのこと、じんたん好きじゃないって言った。私最低だけど、ちょっと嬉しかったんだ....。でも.....あんな風に行っちゃったら.....めんまが大好きだって言ってるようなもんじゃない。」

じんたん「..........。」

あなる「あれからずっと痛い...。あの瞬間...嬉しくなっちゃった自分が許せなくて.....めんまを傷つけて...あんなことになっちゃって......じんたんを....じんたんを好きだった自分が許せなくって....。」

じんたん「..........。」

あなる「でもやっぱり...私......やっぱり...。」

じんたん「..........。」

あなる「やっぱり...行っちゃうの?」

じんたん「..........。」

あなる「おかしいよ!じんたん!もしさあ!ホントにじんたんのとこめんまがいるならさあ!お願い叶えたらめんまいなくなっちゃうんじゃないの!?」

じんたん「..........。」

あなる「めんまはいなくなっちゃってもいいんだ!?好きなのに!」

じんたん「..........。」

あなる「じんたんの....バカぁぁぁ!!私のバカぁ......」

うん.......

f:id:otasuke0411:20190508124059j:plain
めんま「爪真っ黒!楊枝でとったげるね!」

じんたん「え?いいって!」

めんま「とったげるー」

じんたん(「わかってる.....願いが叶ったら....めんまは.....。」)

じんたん「痛っ!」

めんま「ごめんごめん、もうちょっとね。」

じんたん(「でもそれは、めんまが望んでることなんだから......。だったら...俺は......。」)

(めんまとの別れを想像してじんたんの目から涙が溢れ出す)

めんま「じんたん?」

じんたん「え?」

めんま「どうしたの?そんなに痛かった?」

じんたん「いや.......フランダースの犬...のこと....思い出した。」

めんま「え?」

じんたん「パトラッシュの....こと.....。」

めんま「パトラッシュ?」

じんたん「フランダースの....昔.....再放送になってたやつ....」

じんたん(「何だそりゃ、嘘下手くそ過ぎんだろ」)

じんたん「でも....」

めんま「じんたん....」

(じんたんが言葉が出ないくらい号泣)

めんま「じんたん!パトラッシュはね!きっと幸せだったと思うんだ!」

じんたん「うん.....」

めんま「だって!ネロにいっぱいいーっぱい優しくしてもらったでしょ!?お友達だったでしょ!?だから、ね?」

じんたん「うん.......。」

親ってかなわねーよな

f:id:otasuke0411:20190508124116j:plain
じんたん(「俺が学校行かなくたって、親父は何一つ文句言わなかった。俺に呆れてんのかなって思ってたけど....でも.....でも...親って.....。」)

じんたん「あ、あのさ?」

篤(じんたん父)「ん?」

仁太「ごめん....。」

篤「え?何が?あー、バイトのことなら気にしないで。」

仁太「え?知ってたのか?」

篤「え?あーうそ、何だった?あっ、本間さん家行ったこと?え、なになに、どれ?」

仁太「何でも知ってんだな...。」

篤「知らないよ...何も。」

仁太「え?」

篤「だって、仁太が何謝ろうとしたか...わからなかったもん。」

仁太「.......。」

篤「でー、何?」

仁太「いや、別に.....。」

篤「あ、その線香持って来てー」

仁太「親って....かなわねえよな......。」

超平和バスターズはいっつも仲良しです

f:id:otasuke0411:20190508123513j:plain
ゆきあつ「お前....今日何してた?」

じんたん「何って、バイト...」

ゆきあつ「電話、かけてたんじゃないのか?俺たちのところに。」

じんたん「電話?」

つるこ「17時頃かかってきたの。無言電話。」

じんたん「無言?」

ゆきあつ「それとも、何だ?まためんまがどうこう言うつもりか?」

じんたん「めんまが?でも、その時間は俺も親父もいないし....やっぱり...めんまが......。」

ゆきあつ「何なんだよ.....お前は....めんまめんまって!なぁ!!!」

(ゆきあつがじんたんの胸ぐらを掴む)

あなる「ちょっ....」

ぽっぽ「おい!」

つるこ「ゆきあつ!」

ゆきあつ「だったら、俺にも見せろよ。いるんだろ?めんま。だったら俺にも見せてみろよ!!!」

ぽっぽ「やめろよゆきあつ!」

あなる「大丈夫?」

つるこ「少し冷静になりなさい」

ぽっぽ「そうだぞ、ちょっと落ち着いて」

(めんまがみんなのいるところに入ってくる)

じんたん「あっ.....めんま.....。」

ゆきあつ「お前、また!」

あなる「ねえ、そういうのやめなよ。」

つるこ「最低よ、宿海。こんな時までめんまの幽霊ごっこ?」

じんたん「違う!」

めんま「みんなごめんね。」

じんたん「何でお前が謝るんだよ。」

ゆきあつ「宿海!!!」

ぽっぽ「い、いるんか、じんたん?めんまそこに?」

あなる「あんたもやめなぽっぽ!」

つるこ「ゆきあつ、あんたも少し落ち着いて」

めんま「じんたん、ちょっとタンマね。」

じんたん「めん...」

ゆきあつ「頼むから...頼むから....もうやめてくれ。」

じんたん「え?」

ゆきあつ「めんまに...俺たちがしたことは一生消えない。めんまが謝ってるなんて嘘だ!めんまが俺たちを許すことなんて、あるわけがないんだ!」

(めんまが自分の日記を地面に落とす)

ぽっぽ&つるこ「あっ...。」

ぽっぽ「日記?」

あなる「な、何で風もないのに?」

つるこ「ちょっと...やめてよ。」

ぽっぽ「でも、本当に何で......。あ!」

あなる「どうしたのよ、ぽっぽ?」

ぽっぽ「これ....」

今日は大きくなったみんなと

秘密基地であそびました。

ケンカはしちゃだめです。

超平和バスターズ

いっつも仲良しです。

ゆきあつ「ちょ、ちょっと貸せ!めんまの....字だ.....これ。」

つるこ「めんまの?」

めんま「せいかーい。」

じんたん「めんま....どうして......。」

ぽっぽ「なあ、じんたん。本当にめんま...なのか?」

じんたん「あ、あぁ...。」

第9話:みんなとめんま

めんまがいなくなるのなんて嫌だ

f:id:otasuke0411:20190508220203j:plain
じんたん(「何で早足になってんだ?何で走ってんだ?めんまは多分秘密基地にいる。なのに....何で...こんな.....。」)

めんま「じんたーん。おーい、こっちー。おーい。」

じんたん「嫌だ....めんまがいなくなるなんて.....嫌だ!!」

第10話:花火

めんまが好きだ

f:id:otasuke0411:20190508215736j:plain
ゆきあつ「余興とかないのか?これじゃあただの飲み食いじゃないか。決起集会なんだろ?せっかくだからなんかやろうぜ。」

めんま「うわーい!」

ぽっぽ「余興っつっても...何を...。」

ゆきあつ「そうだな....もっかい、あの日やるとかさ...。」

じんたん「え?」

ゆきあつ「あの日、ここであったこと再現してみるとか。」

じんたん「ここであったことって...」

つるこ「ゆきあつ.....。」

じんたん「ふざけるなよ!そんなことして何が...!」

ゆきあつ「あなる!」

あなる「じ、じんたんてさ....」

じんたん「やめろ!」

あなる「めんまのこと.....好き...なんでしょ?」

じんたん「お前ら....!」

ゆきあつ「言えよ。めんまもここにいるんだろ?はっきり言えよ。」

じんたん「ゆきあつ......」

ぽっぽ「言え....言え......言え.....言え.....言え......言え.....言え......」

つるこ「ちょっとこんな!そこまでやるなんて!」

ぽっぽ「言え....言え......言え.....言え.....言え......言え.....言え......」

じんたん「好きだ....俺はめんまが......」

(じんたんが逃げ出そうとする)

ぽっぽ「そこで逃げたら同じことになるぞ!じんたん!」

じんたん(「めんまは声もなく...ただ....ポロポロと泣いていた....」)

成仏しますよ

f:id:otasuke0411:20190508184639j:plain
めんま「ねえ?さっきの本当?」

じんたん「え?本当....だよ....。」

めんまめんまもじんたん好きー」

じんたん「す、好きだって...友達の好きって、それだけじゃないからな。」

めんま「わかってるよ。お嫁さんにしたいの好きでしょ?」

じんたん「うっ.....!」

めんまめんまが普通にこうやってね、大きくなってたら、めんま...じんたんのお嫁さんになったのかな?」

じんたん「普通に....じゃなくたって......」

めんま「え?」

じんたん「成仏しなくたって......このままここにいればいいじゃねーか。」

めんま「あっ...じんたん.....。」

じんたん(「言って....しまった....。」)

めんま「成仏しますよ。」

じんたん「え?」

めんま「あのね、生まれ変わりだよ。成仏しなかったらね、それできないもん!みんなとちゃんとおしゃべりできないもん!」

じんたん(「みんなと.....ちゃんと.....。」)

消えなくて良かった....

f:id:otasuke0411:20190508184702j:plain
ぽっぽ「あー!!すっげえ楽しかった!!!ありがとな!いろいろ!!」

聡志「え?」

めんま「ぽっぽ....。」

ぽっぽ「おい!じんたんも!」

じんたん「あ.......。」

花火師「そろそろ始めんで!あんまり遅くなると近所迷惑だかんな。」

じんたん「あ....あ..は、はい.....。」

じんたん(「いいのか.....今なら止められる.....。止められる.......」)

じんたん「待っ....!」

じんたん(「花火.....上がった......。」)

めんま「うわー!お空にお花咲いた!」

じんたん「え?」

めんま「あれ?」

じんたん「めん....ま....?」

ゆきあつ「いるのか?なあ!まだいるのか!?」

聡志「え?」

ゆきあつ「おい!宿海!じんたん!」

あなる「え?なになに?」

じんたん(「めんま、ごめん。その時...思ってしまったんだ。消えなくて....良かったって......。」)

めんま「てへっ。」

最終回:あの夏に咲く花

隠れんぼだよ

f:id:otasuke0411:20190508210440j:plain
じんたん「めんまめんまめんま!!」

ゆきあつ「おい!じんたん?」

つるこ「どうしたの?」

ぽっぽ「まさか...」

あなる「めんまもしかして....」

じんたん「そ、そんな....」

めんま「じん..たん....」

じんたん「めんま!?なんだよ....どこだ?早く出てこいよ。めんま....めんま.....めんまめんま!!めんま!!!」

あなる「ちょっと、じんたん!」

ゆきあつ「どうしたんだよ!」

めんま「か...隠れんぼだよ.....」

じんたん「隠れんぼってなんだよ!」

ぽっぽ「じんたん?めんまかくれんぼしてんのか?」

あなる「隠れんぼ?」

ゆきあつ「おい!じんたん!」

ぽっぽ「お、おい...俺らも!」

もう少しだけ,,,

f:id:otasuke0411:20190508204305j:plain
めんま「まだ....だよ....。まだ、ちゃんと...お別れしなきゃ....。」

じんたん「めんま!!」

めんま「まーだだよー」

あなる「めんまー!」

めんま「まーだだよー」

つるこ「めんま!」

めんま「まーだだよー」

ぽっぽ「めんまー!」

ゆきあつ「めんまー!!」

めんま「まだ...もう...ちょっと....もう.....少しだけ。」

見つかっちゃっ.......た...

ぽっぽ「じんたん!?どうだ、めんま?ちょっ...その足....。」

あなる「じんたん.......。」

つるこ「やっぱり...もうめんまは......。」

ゆきあつ「くっ......。」

あなる「あっ...何?あれ?こ、これ...日記の....。」

つるこ「この字めんま....。」

ゆきあつ「マジか!」
f:id:otasuke0411:20190508205655j:plain
f:id:otasuke0411:20190508205708j:plain
つるこ「めんま.....」
f:id:otasuke0411:20190508205734j:plain
f:id:otasuke0411:20190508205748j:plain
ゆきあつ「あ.....あ......ぁ....」
f:id:otasuke0411:20190508205812j:plain
f:id:otasuke0411:20190508205831j:plain
ぽっぽ「うわあぁぁぁ!!!」
f:id:otasuke0411:20190508205849j:plain
f:id:otasuke0411:20190508205908j:plain
あなる「う........うっ........」
f:id:otasuke0411:20190508205932j:plain
f:id:otasuke0411:20190508205947j:plain
じんたん「........。」

めんま(「間に.....合った。今度はちゃんと.....お別れ...できたよ.....。もう.....」)

じんたん「何だよこれ。何だよめんま!隠れんぼなんだろ!?だったら....お前見つけなきゃ、終われねえだろ!!」

めんま「じんたん....」

じんたん「もういいかい!もういいかい!!もういいかい!!!」

じんたん、ぽっぽ、ゆきあつ、あなる、つるこ「もういいかい!もういいかい!!もういいかい!!!もういいかい!!!」

めんま「もういいーよ!!!」

じんたん「めん....」

ゆきあつ「めんまの声....」

つるこ「まさか.....」

ぽっぽ「めん...ま....?」

あなる「めんま!」

つるこ「本当に...めんま.....。」

ゆきあつ「めんま....めんまだ!!」

ぽっぽ「見える!」

あなる「めんま!」

じんたん「めんま....」

めんま「こういう時は、お名前言うのと違うよ。」

じんたん「え?」

めんまめんま隠れんぼ下手っちょだな....。ね、じんたん。ちゃんと言って。これで...ちゃんと....お終いでしょ。」
f:id:otasuke0411:20190508210623j:plain
ぽっぽ「手紙!読んだぞ!俺も大好きだぜ!めんま!!」
f:id:otasuke0411:20190508210638j:plain
つるこ「私も!大好きよ!!」
f:id:otasuke0411:20190508210653j:plain
あなる「私も大好き!!」
f:id:otasuke0411:20190508210713j:plain
ゆきあつ「俺ももちろん...大好きだー!!!」

ぽっぽ「お別れってよ、どっちか片方が言うもんじゃねーだろ?な、じんたん!」

f:id:otasuke0411:20190508210241j:plain
じんたん「願い....叶えてくれてありがとな。大好きだ、めんま。」
f:id:otasuke0411:20190508210204j:plain
めんまめんまね...もっと....みんなと一緒にいたい。遊びたいよ....。だから........生まれ変わりする。みんなと....一緒...なるの.....。だから...じんたん.....泣いたよ....お別れしたよ.....だから...!」
f:id:otasuke0411:20190508210124j:plain
じんたん「せーの!」
f:id:otasuke0411:20190508210101j:plain
じんたん、ぽっぽ、ゆきあつ、あなる、つるこ「めんま!!みーつけた!!!」
f:id:otasuke0411:20190508210010j:plain
めんま「見つかっちゃっ.......た...」

まとめ

以上。あの花の名シーンのまとめでした。

この記事書くの精神的によろしくないね。

もうこまめに水分補給しないと、涙で脱水症状になる危険なアニメです。

どのシーンも本当に感動するし、特にエンディングの入り反則でしょ。

「君がくれたもの/本間芽衣子茅野愛衣)、安城鳴子戸松遥)、鶴見知利子早見沙織)」

この曲がかかった瞬間涙腺バチバチに刺激されますわ。

この曲は感動するアニソンとしてもトップクラスで、個人的に作った泣けるアニソンランキングでも4位に選出するぐらい大好きです。
www.otasuke-chibi.com
カバーでここまで心にグッとくる曲ってなかなかないと思います。故に曲も内容も最高のアニメってこと!

泣きたいと思った時はこのアニメを視聴すれば間違いないので、見てない人はもちろんのこと、見たことがある人は是非この機会にもう一度視聴して見てはいかがでしょうか。

みんなでめんまを見送ってあげましょう。