おたすけの人生は6月

~平凡な人生に彩りを~

おたすけが雑草のメリットについて調べてみた

「口の周りにアリ集(たか)ってますよ」

心優しき私はそんなに親しくもない人にそう教えてあげたことがある。
親切に教えてあげたのにも関わらす、彼はムッとした表情をしていた。
プライドが高いのだろうか?
それとも口の周りに集っていたのはアリではなく、むちゃくちゃ濃い髭だったからだろうか?
いずれにせよ失礼な話だ。

毛というのは、人間の急所を守るために生えているらしいが、
余りにも守備力が低すぎはしないだろうか?
ド○クエの「ただのぬのきれ」より間違いなく低い。
髭に関しては、生えていても外傷からたいした身を守れないどころか、
見栄えが非常に汚らしい。
更には、髭を剃る際にカミソリ負けしてダメージを受けることがあり、
本末転倒状態である。
剃っては生え、抜いては生え、
医療脱毛でもしない限り、私たちはこのクソみたいな守備力の防具を永遠に装備しなければならない。
まるで何かの呪いの様に...

そしてこの時期、男女関係なしに毛に匹敵する厄介なものがある。

「雑草」

だ。

家庭菜園や畑をやっていない人にとっては関係ないかもしれないが、
こいつらも、抜いては生えてくるしぶとい奴らだ。
変なところで根性を見せないで欲しい。
雑草は人間の毛の様に、微量でも何かメリットはあるのだろうか?
伸び続ける髭と雑草に苛立ちを感じながら調べてみることにした。

雑草

○メリット
 ・虫やナメクジなどの食害を軽減 → 雑草があることによって被害を分散
 ・成長を助ける → 種類によっては、香りで害虫を寄せ付けない&害虫を食べる虫を引き寄せる
 ・土壌改良 → その土地の質に合った雑草が生えてくることにより、いい土の状態を保つ。土が固いところでは、根っこで耕してくれる。
 ・土壌の温度を保つ → 微生物や土壌菌を保護

○デメリット
 ・作物の生育を阻害 → 栄養や光、養分を取り合う
 ・害虫を呼び寄せる
 ・収穫効率の低下 → 絡まったりすることで収穫機械の作業妨害
 ・家畜に対して有毒 → 餌に混入すると種類によっては家畜に対して有害(ワラビやスギナ、イチビなど)
 ・花粉症の原因 → 花粉症の原因となる(イネ科の植物やブタクサやヨモギなど)
 ・見栄えが悪い

ざっと簡単にまとめるとこんな感じでした。
一部矛盾してね?とまた少しイラッと来た。
どうやら種類によっては悪い事ばかりではないみたいです。

lovegreen.net


結局雑草は駆除した方がいいのか?
私が出した結論は、

「害虫を食べる虫より害虫の数の方が圧倒的に多い上に、作物の生育を阻害する雑草は駆逐してやる!」

です。(個人的な意見です)